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2018.12.28プレスリリース
PNB-INSPiRE Ethical Fund 1投資事業有限責任組合よりDari K株式会社への出資について

PNB-INSPiRE Ethical Fund 1 投資事業有限責任組合(以下PIEF)はDari K株式会社(以下「Dari K」、本店:〒603-8205 京都府京都市北区紫竹西高縄町72-2、代表取締役 吉野慶一)が第三者割当増資により発行する株式の引受を行いました。   Dari Kは、「カカオを通して世界を変える」ことを理念として掲げる、チョコレート産業のサプライチェーンを垂直統合した企業です。Dari Kは、インドネシアのスラウェシ島ポレワリ県のカカオ農家と協業し、事業を通してカカオ農家のモチベーションをあげ、生活水準に変革をもたらしています。   消費者へDari Kがもたらした価値は、これまで困難とされてきた「とれたてカカオ」(収穫年のフレッシュカカオを使った製品)、ビンテージ(年代)によって異なる味わい、テロワール(土壌)によってバラエティに飛んだフレバーなどを楽しむことであり、またDari Kの製品を買うことはSDGs(Sustainable Development Goals;2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標)への支援を意味することにもなります。   これまでインドネシアのカカオ農家は、減農薬・土壌改良・栽培方法などの努力をしても、カカオの価格はニューヨーク、ロンドンの取引市場で決められており、その努力が報われない世界で生きていました。そこに、風穴を開けようとしたのがDari Kの吉野慶一氏であり、2011年3月11日のDari Kの創業からの吉野氏の活動は、インドネシアのカカオ農家に大きな変革をもたらしています。   毎年秋にパリで開催される Salon du chocolatにおいて、Dari Kはインドネシア産のカカオを原料にしたチョコレートでBronze Tabletを受賞しています。この結果、更に高付加価値の最終製品を販売することができるようになり、カカオ農家が手にする報酬を増加させることに成功しています。   今回の資金調達を経て、Dari Kはカカオ/チョコレートのサプライチェーンの中でキーポイントとなる場所で、世界初の取り組みを加速していく予定であり、Dari Kが目指す「カカオを通して世界を変える」ことをより強固かつ広範囲に実現していくことは間違いありません。 PIEFは、これまでの活動を通して培ってきたすべての知識、ネットワークをDari Kに提供し、さらなる成長を全面的に支援していきます。   【会社概要】 会社名:Dari K株式会社 本社 :京都府京都市北区紫竹西高縄町72-2 代表者:代表取締役 吉野 慶一 設立 :2011年3月11日 資本金:1,000万円(増資前) URL :URL:http://www.dari-k.com/   【本件問い合わせ先】 株式会社インスパイアPNBパートナーズ 清水 俊樹 (TEL:03-6892-1133)