PIEFの出資先である株式会社ポケットマルシェは、2021年9月27日(月)より、「生産者」が寄附者とのやり取りや返礼品の出品を行う、国内初のふるさと納税サービス「ポケマルふるさと納税」を開始します。
「ポケマルふるさと納税」は、「生産者」が「寄附者」とのやり取りや返礼品の出品を自分で行うことができる、業界初のふるさと納税です。「自治体」が「寄附者」と「生産者」の間に入る従来のふるさと納税とは異なり、生産量の少ない生産者や鮮魚など供給が不安定な食材を扱う生産者も参加しやすいため「返礼品ラインナップ拡大」が可能となり、また、寄附者と直接やり取りする仕組みで「発送までの日数短縮」を実現します。事実上、和牛などの高級食材を『持てるもの』だけが出品できたふるさと納税市場を『持たざるもの』へ解放することになります。
今日現在で、20自治体、約200名の生産者が参加しており、2022年度中に100自治体の参加を目指します。また、現在「ポケマルふるさと納税」の仕組みで特許を出願中です。
ポケットマルシェの代表取締役 高橋 博之氏は、このたびのサービス開始について以下のように述べています。
「ふるさと納税はある意味、選挙と一緒で、私たち納税者がどんなモノやコト、その集合体としての日本社会を次世代に受け渡していくかを決める投票みたいなものだ。私は、膨れ上がり続ける都市の巨大なエネルギーを先細る一方の地方に還流し、多様な自然が織りなす固有の文化や暮らしが百花繚乱する豊かな日本社会を後世に残していきたい。なぜなら、そういう社会こそ魅力的で持続可能だからだ。都市が支える地方の豊かさは、食やエネルギー、水、空気、人材、文化など、都市の豊かさの源泉でもあるのだから。」
詳細は以下をご覧ください。
ポケットマルシェプレスリリース
「ポケマルふるさと納税」公式ページ