PNB-INSPiRE Ethical Fund 1 投資事業有限責任組合（PIEF）の出資先であり、世界最大の技術標準化機関であるIEEE（アイ・トリプル・イー）が2024年中に世界標準化予定のWiFiセンシング技術を開発するベンチャー企業Origin Wireless社 (OriginAI™ 、以下OW) は本日、シリーズBエクステンション・ラウンドにおいて1590万ドルの資金調達を完了しました。本資金調達により、OWは米国のみならず欧州や日本における各分野の最大手企業と提携して同社の革新的なWiFiセンシング技術を全世界に向けて普及、大きな成長を実現して参ります。

今回の資金調達では、欧州最大のセキュリティ企業Verisureがリード・インベスターとなり、米国最大の携帯電話事業者によるベンチャーキャピタルVerizon Venturesがフォローオン出資しています。さらに、同社のWiFiセンシング技術をヘルステック/エイジングテック分野に活用し、世界で最も早く高齢化が進む日本において、「やさしいみまもり」の商用化に取り組んでいる沖縄電力およびインスパイア・インベストメントも新たに戦略的な出資者として加わることになりました。また、インスパイア・インベストメント代表取締役 高槻亮輔はOW取締役に就任しております。

OWの最高経営責任者（CEO）であるスペンサー・メイドは、次のように述べています。

「Verisureとすべての投資家の皆様からの信頼と支援に深く感謝しています。本資金調達により、高い信頼と革新性を有するWiFiセンシング・ソリューションを世界中のお客様に提供するという当社の使命を前進させるとともに、当社の製品ポートフォリオを拡大し、事業を大きく成長させることにより、より多彩なお客様に対して充実したソリューションを提供することが可能となります。」

Verisureの最高技術責任者（CTO）であるクリスティーナ・リバスは、次のように述べています。

「今回の資金調達ラウンドにおいてリード・インベスターの役割を担うことを喜ばしく思っています。わたしたちは、OWのチームと世界標準化技術に強く感銘を受けており、当社のセキュリティサービスを強化し、家族や中小企業に安心を提供するという当社の使命の実現に近づくと確信しています。当社がサービスを展開する地域において、両社がそれぞれの分野のパイオニアとして強みを発揮し、強固な提携を進めていくことを楽しみにしています。」

OriginWirelessについて（本社: 米国）

2012年創業、米国メリーランド大学発ベンチャー。創業者Ray Liu博士はCTOを務めるとともに、メリーランド大学のDistinguished University Professor (Ret.) and Christine Kim Eminent Professor of Information Technologyも務め、さらに2022年よりIEEEのPresident & CEOを務める。2024年世界標準化予定のWiFiセンシング技術を開発、世界照明最大手PHILIPSや全米最大手通信会社ベライゾンなど欧米で多数実績。おきでんCplusC「やさしいみまもり」大規模社会実証に技術提供しています。OriginWirelessと同社の革新的な技術の詳細については、同社ウェブサイトwww.originwirelessai.comをご参照ください。

Verisureについて（本社: スイス）

1988年、欧州最大のセキュリティサービス企業。欧州・ラテンアメリカの17カ国における500万世帯以上の家族と中小企業に対して、24時間365日体制でプロフェッショナルが監視するセキュリティ・ソリューションを提供してきました。35年以上にわたって欧州のセキュリティ分野で常に新たなカテゴリーを創造し、同業界において最も顧客満足度が高く、消費者向けサービスにおいて世界でも有数の成長率と顧客定着率を誇っています。Verisureと同社のソリューションの詳細については、同社ウェブサイトwww.verisure.comをご参照ください。

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