PIEF出資先のGreen Earth Institute株式会社(GEI)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託を受けて、「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」のための「生産プロセスのバイオファウンドリ基盤技術開発」事業を実施することとなりました。
バイオ市場は、2030年には世界で約200兆円規模に拡大するとOECD(経済協力開発機構)が予測している成長市場です。当該事業は、このバイオ市場の中でも、特に成長が見込まれているものづくり分野で、バイオ化学品の商用化への橋渡しをより効率的に行うために必要となるバイオ生産プロセス基盤を開発し、実用化を進めることを目的としています。
当社は、これまで、公益財団法人地球産業技術研究機構(RITE)発の技術開発型ベンチャーとして、アミノ酸等のバイオ生産プロセスを開発し、国内外の企業にライセンスするビジネスを展開してきています。今回の事業では、その知見を活かし、国内のアカデミアやスタートアップ企業が開発した有用なスマートセルを事業化まで持っていくためのバイオファウンドリ拠点を整備、運用を目的としています。稼働後には、先の様々なスマートセルが当該拠点に持ち込まれ、それぞれのスマートセルに最適なバイオ生産プロセスを開発することにより、我が国発のバイオ由来製品が次々と生み出されていくことを目指します。
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