インスパイアならびにPIEF出資先の株式会社ABEJAは、3月5日から、次世代のテクノロジーを探究する研究開発プロジェクト「ABEJA X」を始めます。第一弾として、量子コンピュータのソフトウェア開発に向けた研究に着手します。
量子コンピュータとは、量子力学の原理を用いた次世代コンピュータで、「量子ゲート」式と「量子アニーリング」式の二つに大きく分かれています。このうち、ABEJAがソフトウェア開発に取り組む量子アニーリングは、ある一定の条件下で最適な組み合わせを高速で選べる処理能力が特徴です。この能力は「組合せ最適化」と呼ばれ、交通、製薬、金融など、幅広い分野で膨大なデータと複雑な条件の中で適した方法を効率的に選び、社会全体の最適化をもたらすテクノロジーとして期待されています。
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ABEJAプレスリリース