INSPiRE Mutualistic Symbiosis Fund 1投資事業有限責任組合(以下「IMSF」)は、Brewtope株式会社(本社: 東京都目黒区、代表取締役: 金澤 俊昌、以下「Brewtope」)が第三者割当増資で発行する株式の引受を行いました。
日本におけるビール市場は長年の間、ラガービールがほぼ独占している状況が続いておりましたが、消費市場において多様化やプレミアム化が進む近年では、ビールにおいても多種多様なスタイルが注目されてきており、クラフトビールが日本各地で醸造されるようになりました。Brewtopeは、これらのクラフトビールが、その背景にあるストーリーも含めて、現代の消費者に受け入れられると考え、これまで事業を進めてまいりました。
クラフトビールがビール市場全体の約25%のシェアを占めるアメリカでは、クラフトビールの醸造を手掛けるマイクロブルワリーの増加がトリガーとなり、全米に拡がるサプライチェーンも整うことで巨大な市場へと発展してまいりました。一方、日本のクラフトビールのサプライチェーンはマイクロブルワリーと消費者を繋ぐ中間事業者がおらず、その結果として市場自体の成長も限定的なものとなっておりました。Brewtopeはその課題を解決し、クラフトビール市場を拡大するため、サプライチェーンの川上から川下全体を最適化することを目指しております。
Brewtopeは2019年に、クラフトビールの定期便を提供するサブスクリプションサービスである「Otomoni」を開始し、現在では約400社のマイクロブルワリーと厚い信頼関係を構築し、4,000銘柄のクラフトビールが消費者に届いております。eギフトを活用した革新的な法人向けソリューションを提供する株式会社ギフティ(TYO: 4449、以下「ギフティ」)が、その新事業である「Corporate Gift」サービスにおけるクラフトビールの需要に柔軟に対応できるBrewtopeの成長性を見出し、2023年にBrewtopeを子会社化しました。
Brewtopeは、消費者向けサービス「Otomoni」に加え、飲食店/小売店向けへのクラフトビールの卸販売や販売支援を行う「Otomoni Wholesale」及び、法人向けギフトに対応する「Otomoni for Corporation」を推進しております。また2024年より、サプライチェーンの川上への支援を行うべく、「ブルワリー支援事業」も開始しております。
日本の「クラフト」性が海外においても注目されている近年において、クラフトビールは海外輸出においても大きな成長可能性を秘め、またBrewtopeのクラフトビールのプラットフォーマーとしての実績を、日本酒など他の「クラフト」なものへ活かすことも可能であると考えております。Brewtopeが日本の「クラフト」における唯一無二のプラットフォーマーになることを実現するため、インスパイア・グループは社外取締役を派遣し、ギフティ、Brewtopeと共に創めてまいります。
【会社概要】
会 社 名:Brewtope株式会社
所 在 地:東京都目黒区
代 表 者:代表取締役 金澤 俊昌
設 立:2014年
資 本 金:100百万円
2024年10月に旧社名「meuron株式会社」から「Brewtope株式会社」に社名変更しました。
【本件問い合わせ先】
株式会社インスパイア・インベストメント
佐藤 慶也
TEL:03-6418-1091