PIEF出資先のGreen Earth Institute株式会社(GEI)は、環境省が公募した「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業)」の実施者として採択されました。
バイオマスを用いたジェット燃料に代表される持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下「SAF」)は、CO2排出削減による地球温暖化抑止対策が国際民間航空機関(ICAO)をはじめとした航空業界における喫緊の課題となっている中、それらの対応策の一つとして、必要不可欠な手段と考えられています。
GEIは、2018年からJALの「10万着で飛ばそう!JALバイオジェット燃料フライト」に参画し、2020年3月には古着由来のバイオジェット燃料を生産し、2021年2月に国内で初めての国産バイオジェット燃料を使ったフライトを実現しました。
そして今回、環境省の「廃棄物等バイオマスを用いた省CO2型ジェット燃料又はジェット燃料原料製造・社会実装化実証事業」に木質バイオマス由来のエタノールからバイオジェット燃料を生産する実証事業を提案し採択されました。
GEIは、「グリーンテクノロジーを育み、地球と共に歩む」を経営理念(ミッション)として、地球の様々な問題の解決に取り組んでおり、今回の環境省の実証事業を通じて、SAFの社会実装を進め、脱炭素社会の実現に貢献して参ります。
詳細は以下をご覧ください。
Green Earth Instituteプレスリリース
(参考)2018年10月11日リリース
(参考)2021年1月28日リリース